ダイエットとトレーニングと手料理

僕のように速くなりたいとか長距離を走りたいという欲求が薄いサイクリストでも、思うところあってダイエットとトレーニングくらいはする。 ある程度自分で考えてダイエットとトレーニングをするようになってくると、手料理をするようになる。

初心者丸出しの頃は、太らないように低脂質やら低糖質やらを心がけながらプロテインを飲んでトレーニングをする。XXXダイエットやらを参考にしたオレ理論による浅はかなダイエット計画を立てては実践する。そのくせ、今日はチートデイだからとか言ってケーキやらラーメンやらを食べたりもする。結果は出るけど、マジで黒歴史。今なら分かるけど、体脂肪10%くらいまでなら痩せるのは結構簡単で適当にやっても続けりゃ誰でも結果が出る。逆に太るのはめっちゃ大変。

自分の知識と経験が増えるにつれて、ダイエットとトレーニングは計画よりも管理が大事だということを理解する。低脂質・低糖質やプロテインなんかよりもバランス良い食事をよく噛んで食べることのほうが圧倒的に重要なことが分かる。チートデイは上級者用テクニックで、多少のカロリー収支のブレを許容しながら安定的にバランス良い食事を取り続けるのが基本だということに気づく。母ちゃん、僕が間違えていたよ。 とはいえ、プロテインの摂取は大事だと思う。プラシーボ効果が期待できる。国産のプロテインは味がいいからトレーニング後のご褒美にもなる。

そんなこんなを経て色々と分かってきたら、カロリーやバランスを制御するために手料理が最も無難で気楽な選択肢になる。反面、外食という選択肢はかなり制限される。朝に滅法弱くてお弁当が作れない僕にとって、都心に出勤しているときの昼食は大変だ。安い定食とかだとカロリーは取れるけれどもバランスが悪いから、バランス良く食事が取れるお店を開拓して食事をする必要に迫られる。そうすると一食で1,000円くらい必要になってくる。もはやスイーツOL。

だから在宅ワークになったおかげで昼食を自分で作れるようになって嬉しい人って、僕以外にもけっこういるんじゃないかって最近思う。